負け犬の逆転劇

アメリカンアンダードッグ

表:主人公の成功物語

裏:主人公の人間的成長物語

ただし、事実ベースなので表も裏もあるかというと不明だが、脚色、映画として成立させるためにラインはあると思う。

いくつか印象的なシーンがある。

バイトを始めるシーンの一言「やりたいことができるまで、やるべきことをやるしかないときもある」

ラムズのコーチからの一言「運命は劣勢な人間(アンダードッグ)の見方だぞ」

タイトル回収と今までの経験から今があることへの言葉が、このコーチいい人だ、と思わせてくれた。そしてアンダードッグのセリフを言ったときの顔が、お前ならできる、やってやれ、挑戦しろという表情で最高だった。

試合中にオフェンシブコーチからの一言「フィールドに戻って仕事をしてこい」

オフェンシブコーチは主人公の心の準備ができているかを確かめるために厳しくしており、今は全幅の信頼をしているからいってこいと言った後の一言。最初は感じの悪いやつだなと思わせておいてのこの態度は、ジャイアンが映画でいいやつになる現象と同じでずるい。でも、それでいい。

まとめられないので以上。